自宅や公園での練習は、クラブ1本あればできます。広い場所はいりません。
やることは3つです。素振り、ボールの転がし、距離合わせです。
この記事では、その3つの手順と、狭い場所で安全に続けるコツをまとめました。
結論:練習はクラブ1本で足ります
狭い場所でできる練習は、次の3つです。
- 素振り:ボールを置かずに振ります。振り方の形をそろえる練習です。
- 転がし:短い距離にボールを転がします。打つ向きをそろえる練習です。
- 距離合わせ:目印の近くで止めます。力の加減を覚える練習です。
素振りは畳1枚ほどの広さでできます。転がしは庭や玄関先でできます。
距離合わせだけは、公園のような少し広い場所が向いています。
なぜ狭い場所の練習でも上達するのか
うまく打てない原因は、たいてい2つです。打つ向きが曲がること。もう1つは力の加減が合わないことです。

この2つは、遠くへ打たなくても直せます。向きは素振りと短い転がしで整います。力の加減は目印を使うと覚えられます。
反対に、広い場所で思いきり打つ練習だけでは、曲がる原因が分かりません。狭い場所のほうが、1球ずつ見直せます。
練習の種類と、必要な広さの目安は下のとおりです。
| 練習 | 広さの目安 | 整うもの |
|---|---|---|
| 素振り | 畳1枚ほど(前後左右に2mの空き) | 振り方の形 |
| 転がし | まっすぐ3〜5mとれる場所 | 打つ向き |
| 距離合わせ | 10m以上とれる広場 | 力の加減 |
表の広さは、この記事で勧める練習のための目安です。公式のコースの決まりではありません。
自宅でできる練習の手順
始める前に、肩と腰をゆっくり回します。急に振ると体を痛めます。

- 周りを片づけます。前後左右に2mの空きを作ります。
- 照明・窓・テレビの位置を確かめます。クラブの先が届かない所に立ちます。
- 足を肩幅に開きます。クラブを両手で軽く持ちます。
- ボールは置きません。ゆっくり10回振ります。
- 振り幅は小さくします。10回とも同じ大きさにそろえます。
- 鏡か窓に映る姿を見ます。体が左右にぶれていないか確かめます。
- 1回の練習は10分ほどで切り上げます。
室内で本物のボールを打つのはやめてください。壁や家具、窓を傷めます。足にも当たります。
転がす練習をするなら、庭か玄関先が向いています。やわらかいボールや丸めた新聞紙を使うと安心です。
握り方や手の役割に迷ったときは、打ち方の基本(右手と左手の役割)をご覧ください。
公園でできる練習の方法
公園では、転がしと距離合わせができます。手順は次のとおりです。

- 人の通り道から離れた場所を選びます。遊具のそばと広場の中央は避けます。
- 打つ向きを決めます。人・車・建物のない方向へ向けます。
- ペットボトルかタオルを目印に置きます。まず3mの近さから始めます。
- 5球転がします。目印の手前で止まるか、通り過ぎるかを見ます。
- 目印を5m、10mと遠ざけます。それぞれ5球ずつ繰り返します。
- ボールと目印は全部持ち帰ります。1つも置いていきません。
公園によっては、ボールを使う遊びが禁じられています。入口の看板を見てください。分からないときは、公園を管理する窓口に聞きます。
練習できる広場や、仲間と回れる場所を探している方はグラウンドゴルフができる場所の探し方をご覧ください。
練習のあとは、クラブの先とボールの土を落とします。手入れの仕方はクラブとボールの手入れと保管にまとめています。
狭い場所で距離を合わせるコツ
力の加減は、腕の強さでは覚えません。振り幅で覚えます。
- 振り幅を3段階に決めます。小はくつの先まで、中はひざの高さまで、大はももの高さまでです。
- それぞれで5球転がします。止まった所まで歩数を数えます。
- 「小は7歩」「中は15歩」「大は25歩」のように紙に書いておきます。
- 次の練習でも同じ振り幅をやります。歩数が前回と近いか確かめます。
この3段階を覚えると、コースで迷いません。目印までの歩数を数えて、振り幅を選ぶだけです。
狙って止める練習は、ホールインワン(トマリ)の近道にもなります。まずは3mから始めてください。
坂や芝の向きで転がりが変わります。読み方は傾斜と芝目の読み方をご覧ください。
練習のときに守る安全の約束
- 始める前に、肩・腰・足首をゆっくり回します。
- 打つ前に毎回、周りに人がいないか見ます。
- 子どもや犬が近くにいるときは打ちません。
- 水やお茶をこまめに飲みます。
- 夏は朝か夕方にします。冬は上に1枚はおります。
- 体がつらいときは休みます。無理はしないでください。
クラブは思っているより遠くまで届きます。振る前に、一度ぐるりと見回してください。
続けて体に不安があるときは、かかりつけのお医者さんに相談してください。
グラウンドゴルフの練習でよくある失敗と直し方
失敗1:強く振る練習ばかりしてしまう
遠くへ飛ばしたくなり、つい力を入れます。すると向きが曲がります。
直し方は、振り幅を小さくすることです。小さい振りで10球そろえてから、少しずつ大きくします。
失敗2:素振りの振り幅がそろわない
10回振ると、だんだん大きくなりがちです。これでは形が身につきません。
直し方は、足元に目印を置くことです。クラブの先が目印を越えないように振ります。
失敗3:室内で本物のボールを打ってしまう
壁や窓を傷めます。はね返って足に当たることもあります。
直し方は、室内は素振りだけにすることです。転がす練習は庭か屋外でします。
失敗4:クラブの長さが体に合っていない
合わない長さだと、構えが毎回変わります。練習しても形が決まりません。
直し方は、長さと重さを見直すことです。クラブの選び方(長さ・重さ・認定マーク)が参考になります。
失敗5:練習した距離を記録しない
その日はうまくいっても、次の週には忘れます。
直し方は、歩数を紙に書くことです。1行で十分です。続けると自分の目安になります。
まとめ
練習はクラブ1本で足ります。素振り、転がし、距離合わせの3つです。
自宅は素振りだけにします。転がしと距離合わせは庭か公園でします。
力の加減は振り幅で覚えます。小・中・大の3段階と、転がる歩数を書き留めてください。
打つ前には必ず周りを見ます。準備運動と水分を忘れずに、無理のない範囲で続けてください。
よくある質問
室内でボールを打っても大丈夫ですか
本物のボールは打たないでください。壁・窓・家具を傷めます。はね返って足に当たることもあります。室内は素振りだけにしてください。転がす練習は、庭や玄関先でやわらかいボールを使うと安心です。
練習は1日どれくらいすればよいですか
短い時間で区切るのがおすすめです。素振りなら10回を1組にして、10分ほどで切り上げます。長く振り続けると、形がくずれて体も疲れます。毎日少しずつのほうが身につきます。つらいときは休んでください。
公園でグラウンドゴルフの練習をしてよいですか
公園ごとに決まりが違います。ボールを使う遊びを禁じている公園もあります。入口の看板を確かめてください。分からないときは、公園を管理する窓口に聞くのが確実です。使える広場の探し方は場所の探し方の記事にまとめています。公式の決まりは日本グラウンド・ゴルフ協会の公式サイトで確かめられます。
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出典
- 日本グラウンド・ゴルフ協会(公式の競技規則・認定された用具・都道府県協会の案内)
- 笹川スポーツ財団(スポーツの実施状況に関する公開資料)
この記事は「ぐらごるナビ編集部」が書いています。当サイトは日本グラウンド・ゴルフ協会の公式サイトではありません。非公式の情報サイトです。公園や広場の使い方の決まりは、管理する窓口か公式ページで必ず確かめてください。