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グラウンドゴルフの練習方法|自宅と公園でできる5つのやり方

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グラウンドゴルフの練習方法|自宅と公園でできる5つのやり方

グラウンド・ゴルフの練習は、自宅3つ・公園4つの7つで足ります。

自宅ではボールを打ちません。構えと振り幅だけを確かめます。公園では15m・25m・30m・50mの4つの距離を打ち分けます。

この4つの距離は、日本グラウンド・ゴルフ協会が示す標準コースの距離です。協会のルールのページには「50m、30m、25m、15m 各2ホールの合計8ホール」と書かれています。本番と同じ距離で練習できます。

結論|グラウンドゴルフの練習方法は7つで足ります

練習を増やしても、上手くなる速さは変わりません。直したいことを1つ決めて、それに合う練習を選びます。

下の表から、今日やる練習を1つだけ選んでください。

直したいこと やる練習 場所 1回の目安
構えが毎回ちがう 練習1 鏡の前で構えを確かめる 自宅 5分
打つ方向がずれる 練習2 ゆっくり素振りをする 自宅 5分
力加減が分からない 練習3 振り幅を小・中・大に分ける 自宅 5分
短い距離で寄らない 練習4 15mを繰り返し打つ 公園 10分
中くらいの距離がばらつく 練習5 25mと30mを打ち分ける 公園 10分
長い距離で届かない 練習6 50mを2打で寄せる 公園 10分
トマリが出ない 練習7 1mから寄せて入れる 公園 10分
練習メニュー早見表

「トマリ」はボールがホールポストに入ることです。言葉の意味はグラウンドゴルフの言葉の意味一覧にまとめています。

ボールを打たない素振りでも上手くなる理由

打った結果は、打つ前にほとんど決まっています。構えた向きと、振り幅と、力の入れ方です。

この3つは、ボールが無くても確かめられます。だから自宅の素振りでも練習になります。

もう1つ理由があります。素振りなら場所も道具も少なくて済みます。続けやすいことが、いちばん大事です。

打ち方そのものはグラウンド・ゴルフの打ち方|右手と左手の役割で説明しています。先にそちらを読むと、練習の意味が分かりやすくなります。

練習の前に決める3つのこと

練習を始める前に、次の3つを決めます。1分で決まります。

  1. 今日直すことを1つだけ決める。「方向」か「距離」のどちらかです。両方は直しません。
  2. 場所を決める。自宅か公園かで、できる練習が変わります。
  3. 終わる時間を決める。30分を目安にします。疲れてからの練習は形がくずれます。

この3つを決めないと、何となく打って終わります。それでは次に直すことが分かりません。

自宅でできる練習3つ(手順)

自宅ではボールを打ちません。家の中や庭で、クラブを振るだけです。

天井や照明にクラブが当たらない場所を選んでください。周りに人がいないことも確かめます。

自宅でできる3つの練習。鏡の前で構えを確かめる、ゆっくり素振りをする、振り幅を小・中・大に分ける。
図1|自宅でできる練習3つ

練習1 鏡の前で構えを確かめる

  1. 姿見の前に、横を向いて立ちます。
  2. クラブを持って、いつもの構えをします。
  3. 鏡を見て、3つを確かめます。足の幅、背中の丸み、クラブの先の位置です。
  4. 目を閉じて、もう一度同じ構えをします。
  5. 目を開けて、さっきと同じかを見ます。

目安は5回です。5回とも同じ形になれば、その日は合格です。

練習2 ゆっくり素振りをする

  1. 床に細長いものを1本置きます。ひもやタオルで十分です。
  2. その線と平行に立って構えます。
  3. 3秒かけて振ります。速く振りません。
  4. クラブの先が、線と平行に動いているかを見ます。

ゆっくり振るほど、ずれが見えます。速く振ると、ずれは見えません。

方向のずれが直らないときはグラウンドゴルフでまっすぐ打つコツを合わせてお読みください。

練習3 振り幅を小・中・大に分ける

  1. 足を動かさずに構えます。
  2. クラブを引く幅を「くるぶしまで」にして振ります。これが小です。
  3. 次に「ひざまで」引いて振ります。これが中です。
  4. 次に「ももの真ん中まで」引いて振ります。これが大です。
  5. 小・中・大を順に5回ずつ繰り返します。

体の場所を目印にすると、毎回同じ幅で引けます。この3つの幅が、あとで距離の打ち分けになります。

公園でできる練習4つ(手順)

公園では、実際にボールを打ちます。芝生か、平らな土の場所を選んでください。

練習する距離は、協会の標準コースに合わせます。協会のルールのページによると、標準コースは50m・30m・25m・15mが各2ホールの合計8ホールです。この4つの距離だけ打てれば足ります。

練習4 15mを繰り返し打つ

  1. 15m先に、目印を置きます。空きペットボトルなどで構いません。
  2. ボールを5球用意します。
  3. 5球とも、同じ振り幅で打ちます。
  4. 止まった場所を見ます。前後のばらつきが2m以内なら合格です。

いちばん短い15mから始めます。短い距離が安定すると、長い距離も安定します。

練習5 25mと30mを打ち分ける

  1. 25mと30mの2か所に目印を置きます。
  2. 25mを3球打ちます。次に30mを3球打ちます。
  3. これを交互に2回繰り返します。

25mと30mの差は5mです。この5mを、振り幅の少しの違いで作ります。力を強くするのではありません。

練習6 50mを2打で寄せる

  1. 50m先に目印を置きます。
  2. 1打目は、届かなくて構いません。まっすぐ転がすことだけを考えます。
  3. 2打目で目印の近くまで寄せます。
  4. 2打で目印から2m以内に入れば合格です。

50mを1打で届かせようとすると、体が起きて方向がずれます。2打で寄せるほうが、打数は少なくなります。

練習7 1mから寄せて入れる

  1. ホールポストか、それに代わる目印を置きます。
  2. 1m離れた場所から10球打ちます。
  3. 次に2m離れた場所から10球打ちます。

ホールインワンは、実打数から1回につき3打を差し引いて計算します。これは協会のルールに定められています。近い距離を確実に入れることが、点数にいちばん効きます。

狙い方はホールインワン(トマリ)の出し方で詳しく説明しています。

距離感は「歩測」で作ります

メジャーが無くても、距離は測れます。自分の歩幅を知っておけば足ります。

歩測で距離を作る方法。10歩の距離を測って10で割ると歩幅が出る。歩幅70cmなら15mは約21歩、25mは約36歩、30mは約43歩、50mは約71歩。
図2|歩測で距離をつくる

歩幅の測り方は3手順です。

  1. いつもの歩き方で10歩、まっすぐ歩きます。
  2. スタートから止まった場所までをメジャーで測ります。
  3. その長さを10で割ります。これがあなたの歩幅です。

歩幅が70cmだった場合の目安は、次のとおりです。15mは約21歩、25mは約36歩、30mは約43歩、50mは約71歩になります。

この数は、歩幅70cmで割った計算の例です。歩幅は人によって違いますので、ご自分の歩幅で計算し直してください。

本番でも歩測は使えます。ホールポストまで歩いて数えれば、だいたいの距離が分かります。坂があるときの見方は傾斜と芝目の読み方にまとめています。

30分の練習の組み立て方

練習の時間は30分を目安にします。長くやるより、短く区切るほうが形が保てます。

30分の練習の組み立て。準備運動5分、素振り5分、短い距離10分、長い距離5分、片づけと整理体操5分。
図3|30分の練習の組み立て
  1. 準備運動 5分 肩と腰と足首をゆっくり回します。
  2. 素振り 5分 練習2と練習3をします。打ちません。
  3. 短い距離 10分 15mと25mを打ちます。
  4. 長い距離 5分 30mと50mを打ちます。
  5. 片づけと整理体操 5分 ゆっくり体を伸ばします。

短い距離を先にします。短い距離で形を作ってから、長い距離に移ります。順番を逆にすると、力みが残ります。

練習を記録すると、次に直すことが分かります

練習が終わったら、3つだけ書き留めます。手帳の1行で足ります。

  1. 日付と場所 「9月24日・近くの公園」のように書きます。
  2. 今日直したこと 「15mの振り幅」など、1つだけ書きます。
  3. できたかどうか 「5球中3球」のように数で書きます。

数で書くと、前の回と比べられます。「何となく良くなった」では比べられません。

3回分たまると、直りやすいことと直りにくいことが分かります。直りにくいほうに時間を使います。

練習の前と後にすること

練習の前には、体を動かす準備をします。練習の後には、ゆっくり体を伸ばします。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シートでは、運動を安全に行うポイントとして、日ごろの体調管理、運動前の体調確認とウォーミングアップ、運動中の様子の確認、運動後の手当ての5つが挙げられています。

水分は、のどがかわく前に取ってください。体の調子が良くない日は、練習を休んで構いません。

痛みや持病のことは、かかりつけのお医者さんにご相談ください。このページでは判断できません。

季節ごとの練習の注意

屋外の練習は、季節で気をつけることが変わります。

暑い時期

日本スポーツ協会の熱中症予防5ヶ条では、0.1〜0.2%程度の塩分を含む水分を取ることがすすめられています。また、運動による体重の減りが2%を超えないように補給するとされています。

日なたでの練習は短く区切ってください。帽子と日かげでの休みを組み合わせます。

寒い時期

寒い日は、準備運動の時間を長めに取ります。体が温まる前に強く振らないでください。

手がかじかむと、握る力が強くなりすぎます。薄い手袋を使うと、握り方が変わりにくくなります。

足元は滑りやすくなります。靴の選び方は服装と靴の選び方にまとめています。

公園で練習するときの約束

公園は、みなさんが使う場所です。次の5つを守ってください。

  1. 人がいる方向に打たない 打つ前に、前と横を見ます。
  2. ボール遊びが禁止か確かめる 看板か、管理している自治体の案内で確かめます。
  3. 広い場所を1人で長く占めない 順番を待っている方がいれば譲ります。
  4. 目印は必ず持ち帰る 置いたものはそのままにしません。
  5. 芝や土を傷めない 同じ場所で打ち続けないようにします。

会場での振る舞いはグラウンドゴルフのマナーにまとめています。練習の場でも同じ考え方で大丈夫です。

一人で練習するとき、仲間と練習するとき

一人のときは、記録を取る練習が向いています。5球打って何球寄ったかを数えます。

仲間とのときは、見てもらう練習が向いています。自分では構えのずれが見えないからです。

見てもらうときは、見る所を1つだけ伝えてください。「足の向きだけ見てください」のように頼みます。いくつも言われると、直す所が分からなくなります。

仲間を探す方法はグラウンドゴルフはどこでできる?で説明しています。

クラブやボールが手元に無いとき

クラブが無くても、練習1と練習2はできます。長さの近い棒を持って、構えと向きだけ確かめます。

実際に打つ練習には、クラブとボールが必要です。まずは借りる方法から調べてください。会場や市町村の施設で借りられることがあります。くわしくはグラウンドゴルフの用具は借りられる?をご覧ください。

買う場合は、協会が公開している用具取扱い企業紹介のページから探せます。長さと重さの選び方はクラブの選び方|長さ・重さ・認定マークにまとめています。

よくある失敗と直し方

失敗1 いきなり50mから打ち始める

長い距離から始めると、力んだ振り方が体に残ります。15mから始めてください。

失敗2 球数をたくさん打ってしまう

疲れると構えがくずれます。くずれた形で打つと、その形を覚えてしまいます。30分で終わりにします。

失敗3 一度に3つも4つも直そうとする

直す所は1回に1つだけです。1つが安定してから、次に移ります。

失敗4 結果だけを見て、構えを見ない

寄らなかった原因の多くは、打つ前にあります。うまくいかない日は、練習1に戻ってください。

失敗5 記録を取らない

記録が無いと、前の回と比べられません。手帳に1行で構いませんので残してください。

失敗6 ルールを知らないまま練習する

打数の数え方を知らないと、練習の目標が立ちません。グラウンドゴルフの基本ルールを先に読んでおくと、練習の意味がはっきりします。

まとめ

グラウンド・ゴルフの練習は、自宅3つ・公園4つの7つで足ります。

自宅では構えと振り幅を確かめます。公園では15m・25m・30m・50mを打ち分けます。この4つは協会の標準コースの距離です。

1回30分、直す所は1つだけ。終わったら3行の記録を残します。これを続けることが、いちばんの近道です。

よくある質問

Q1. 家の中でボールを打っても大丈夫ですか。

おすすめしません。ボールが壁や家具に当たると危険です。家の中では、打たない素振りだけにしてください。

Q2. 週に何回くらい練習すればよいですか。

回数の決まりはありません。自宅の素振りなら、1回5分でも続けられます。体の調子が良くない日は休んでください。

Q3. 公園で練習してよいか、どこで確かめますか。

公園の看板と、管理している市区町村の公式ページで確かめてください。ボール遊びを禁止している公園もあります。分からないときは、管理している窓口に問い合わせると確実です。

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