グラウンド・ゴルフは、公園や広場でもできます。専用のコースは要りません。探す窓口は4つです。
聞く順番は、①都道府県の協会 ②市町村のスポーツ担当課 ③公民館 ④協会の認定コースです。この順で聞いてください。近くの会場と仲間が早く見つかります。
この記事では、4つの窓口それぞれの聞き方をまとめます。電話での言い方と、用具を借りる方法も書きます。
結論|グラウンドゴルフができる場所は「4つの窓口」で見つかります
先に答えを書きます。近くの会場をさがす窓口は、次の4つです。
- 都道府県のグラウンド・ゴルフ協会:会場と愛好会の両方が分かります
- 市町村のスポーツ担当課:公共の広場と用具の貸し出しが分かります
- 近くの公民館:地元の愛好会の集まりが分かります
- 協会の認定コース:8ホールのそろったコースが分かります

この4つは、どれから聞いてもかまいません。ただし①から順に聞くのが早道です。理由はあとで説明します。
まだ用具をお持ちでない方は、先にグラウンドゴルフの用具のレンタルをご覧ください。借りられる場所が分かると、会場もしぼりやすくなります。
用具があれば場所は選びません
日本グラウンド・ゴルフ協会は、プレーできる場所についてこう書いています。「用具があればどこででもプレーすることができます」。そして「公園や河川敷、グラウンドなど、場所を選ばずプレーできるのがグラウンド・ゴルフの特長です」と説明しています(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「よくあるご質問」)。
つまり、専用のコースを見つけなくても始められます。平らな広場があれば十分です。
この競技は1982年に、鳥取県の泊村(いまの湯梨浜町)で考え出されました。もともと、広場や公園、学校のグラウンドで楽しめるように作られています(出典:笹川スポーツ財団「スポーツ辞典|グラウンド・ゴルフ」)。
ただし、広場を使うときは管理している所に一言ことわってください。市町村の公園なら、スポーツ担当課か公園の管理事務所が窓口です。
ボールが転がる広さの目安
協会のルールでは、標準のコースは8ホールです。50m・30m・25m・15mを各2ホール置きます(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフのルール」)。
いちばん長いホールが50mです。ですから、50mほどの直線が取れる広場だと8ホールを置けます。もっと狭い広場なら、短いホールだけで4ホールにしても遊べます。
コースの置き方はグラウンドゴルフのコースの作り方でまとめています。
なぜ「聞く順番」を決めるとよいのか
会場だけ見つかっても、ひとりでは続きません。いっしょに回る仲間が要ります。
その仲間は、ほとんどの場合、地元の愛好会にいます。愛好会は都道府県の協会か公民館が把握しています。ですから、場所をさがす前に人に聞くほうが早いのです。

もうひとつ理由があります。会員の9割以上が60歳以上です(出典:笹川スポーツ財団「スポーツ辞典|グラウンド・ゴルフ」)。つまり、同じ年ごろの方が集まる場が各地にあります。その場に入るほうが、ひとりで広場をさがすより続けやすくなります。
手順1|都道府県のグラウンド・ゴルフ協会に聞く
まずは、お住まいの都道府県の協会です。ここが一番くわしく知っています。
日本グラウンド・ゴルフ協会には、47の都道府県協会があります(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「正会員名簿」)。どの都道府県にも必ず協会があります。
協会に聞くと、次のことが分かります。
- 近くで活動している愛好会の名前と連絡先
- ふだん使っている広場やコース
- 初めての方向けの体験会の予定
- 入会の手続きと会費
ホームページがある県は12県です
協会のホームページは、すべての県にあるわけではありません。日本グラウンド・ゴルフ協会の「関係団体ホームページ」に載っているのは12県です。秋田・埼玉・神奈川・山梨・富山・岐阜・滋賀・兵庫・島根・香川・佐賀・熊本の各協会です(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「関係団体ホームページ」)。
この12県にお住まいなら、まずそのページを見てください。載っていない県の場合は、次の手順2に進みます。市町村のスポーツ担当課が、県協会の連絡先を教えてくれます。
入会の申し込み先は都道府県協会です
日本グラウンド・ゴルフ協会は、入会についてこう案内しています。「お住まいの地域の都道府県協会を通して日本協会へ登録することで会員になることができます」(出典:同協会「よくあるご質問」)。
日本協会の窓口では入会を受け付けていません。同協会は「グラウンド・ゴルフ協会への入会申し込みは、各都道府県協会にて受け付けております」と明記しています(出典:同協会「各種申込・お問い合わせ」)。
日本協会の普通会員の会費は、年間500円です(出典:同協会「会員規程」第3条)。会員の期間は4月1日から翌年3月31日までで、毎年の更新が必要です(出典:同規程第5条)。
なお、都道府県協会や愛好会の会費は、団体ごとに違います。金額は聞くときに確かめてください。費用の全体像はグラウンドゴルフの費用相場でまとめています。
手順2|市町村のスポーツ担当課に聞く
次は、お住まいの市町村の役所です。「スポーツ振興課」「生涯学習課」などの名前がついています。
役所に聞くと、次のことが分かります。
- グラウンド・ゴルフに使える公共の広場
- 用具を貸してくれる施設があるか
- 市町村の愛好会や教室の連絡先
- 県協会の連絡先
用具を貸してくれる市町村もあります
市町村が用具を貸し出している例があります。千葉県木更津市では、市民体育館がグラウンド・ゴルフの用具を貸し出しています。クラブの組とホールポストの組があります。借りるには事前の連絡と申請書が必要です(出典:木更津市「スポーツ用具の貸出」。市のページでは「スティックセット」「ホールセット」と書かれています)。
貸し出しの条件や空き状況は市町村ごとに違います。必ず、お住まいの市町村のページで確かめてください。
買う前に借りて試すと、失敗が少なくなります。借り方はグラウンドゴルフの用具のレンタルでくわしく説明しています。
手順3|公民館と地域のスポーツクラブをのぞく
近くの公民館も、よい窓口です。掲示板に愛好会の案内が貼ってあることがあります。
公民館は、地元の団体の予定表を持っています。窓口で「グラウンド・ゴルフの会はありますか」と聞いてみてください。
総合型地域スポーツクラブという道もあります
「総合型地域スポーツクラブ」という仕組みもあります。地域の住民が運営し、いくつもの種目を扱うクラブです。年齢や上手さを問わず参加できる形をとっています。
このクラブは全国にあります。2017年7月の時点で、準備中のものを含めて3,580クラブが作られていました(出典:文部科学省「総合型地域スポーツクラブ」)。さがし方は日本スポーツ協会のページにも載っています(参考:日本スポーツ協会「総合型地域スポーツクラブ」)。
グラウンド・ゴルフを種目に入れているクラブなら、用具も会場もそろっています。市町村のスポーツ担当課が、近くのクラブを教えてくれます。
手順4|協会の認定コースを探す
きちんとした8ホールのコースで回りたい方は、協会の認定コースをさがします。
日本グラウンド・ゴルフ協会は、認定コースを8つの地区に分けて載せています。東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州の各地区です(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「認定コース」)。
地区ごとのコース一覧から、お住まいの県を見てください。市町村が運営しているコースもあります。たとえば島根県出雲市の平成スポーツ公園には、協会の認定を受けたコースがあります(出典:出雲市「平成スポーツ公園」)。
コースの利用時間・料金・休みの日は、施設ごとに違います。また変わることもあります。行く前に、その施設の公式ページか自治体のページで必ず確かめてください。
4つの窓口の早見表
どこに何を聞けばよいかを、表にまとめました。
| 窓口 | 分かること | 聞き方 |
|---|---|---|
| 都道府県の協会 | 愛好会・体験会・入会・会費 | ホームページがある12県はそこから。ない県は役所で連絡先を聞く |
| 市町村のスポーツ担当課 | 公共の広場・用具の貸し出し・県協会の連絡先 | 「スポーツ振興課」「生涯学習課」に電話する |
| 近くの公民館 | 地元の愛好会の集まり・掲示板の案内 | 窓口で直接たずねる |
| 協会の認定コース | 8ホールのそろったコース | 協会のページで8地区から県を選ぶ |
上の3つは無料で聞けます。まず電話1本から始めてください。
電話で聞くときの言い方
電話は短くて大丈夫です。次の3つを伝えれば通じます。

- 住んでいる地区:「○○町に住んでいます」
- 初めてであること:「グラウンド・ゴルフを始めたいのですが、まったくの初めてです」
- 聞きたいこと:「近くでできる場所と、会に入る方法を教えてください」
そのまま使える言い方の例を書きます。
「もしもし。○○町に住んでいる者です。グラウンド・ゴルフを始めたいのですが、初めてで何も分かりません。近くで活動している会と、できる場所を教えていただけますか」
ご家族が代わりに聞くとき
ご家族が代わって聞くこともできます。そのときは、次のように付け足してください。
「父(母)が始めたいと言っています。本人は80代です。見学だけでもできますか。用具は借りられますか」
年齢と「見学ができるか」を先に伝えると、相手も案内しやすくなります。用具の貸し出しも、あわせて聞いておくと安心です。
見つかったあとにすること
会場と会が見つかったら、次の順で進めます。買い物は最後です。
- 見学に行く:どんな雰囲気か見るだけでかまいません
- 用具を借りて1回やってみる:会や施設が貸してくれることがあります
- 服装と持ち物をそろえる:手持ちの運動ぐつで足ります
- 打ち方とルールを覚える:8ホールの回り方だけで始められます
- 自分の用具を買う:続けられそうだと思ってからで十分です
はじめての日の流れはグラウンドゴルフの初参加1日の流れにまとめています。服装は服装とくつの選び方をご覧ください。
ルールは、覚える所が少なくてすみます。まずはグラウンドゴルフの基本ルールを読んでください。打ち方はクラブの持ち方と右手・左手の使い方で説明しています。
体験会に申し込む流れは体験会の申し込みの流れにあります。
よくある失敗と直し方
会場さがしでつまずきやすい所を5つ挙げます。
失敗1|インターネットだけでさがしてしまう
愛好会の多くは、ホームページを持っていません。都道府県協会も、ページがあるのは12県だけです。ですから、検索だけでは出てきません。電話で聞くほうが確実です。
失敗2|日本協会に入会を申し込んでしまう
入会の窓口は都道府県協会です。日本協会では受け付けていません。まず県の協会に連絡してください。
失敗3|用具を先に買ってしまう
会場が決まる前に買うと、寸法の合わないクラブを選びがちです。借りて何回か打ってから買うほうが失敗しません。選び方はクラブの選び方にあります。
失敗4|広場に無断で用具を置いてしまう
公園や河川敷でも、管理している所があります。ホールポストを置く前に、ひとこと確かめてください。
失敗5|施設の時間や料金を古い情報で決めてしまう
コースの時間や料金は変わります。人から聞いた話のままで出かけると行き違いが起きます。出かける前に、施設の公式ページか自治体のページを見てください。
まとめ|グラウンドゴルフは「人に聞く」のが一番早いです
グラウンド・ゴルフは、用具があればどこででもできます。ですから、場所をさがすより先に人に聞いてください。
順番は、①都道府県の協会 ②市町村のスポーツ担当課 ③公民館 ④協会の認定コースです。①から③までは無料で聞けます。
見つかったら、まず見学です。次に用具を借りて1回打ってみてください。買うのは最後で十分です。
なお、はじめの日は準備運動をしてから始めてください。水分もこまめに取ってください。疲れたら休み、無理はしないでください。
よくある質問
Q1. ひとりでも始められますか
始められます。ただし、8ホールを回るには用具がひと揃い要ります。ですから、まず地元の会に入るほうが早いです。会に入れば、用具も仲間もそろっています。
Q2. 都道府県協会のホームページが見つかりません
ホームページがある協会は12県です。見つからない県のほうが多いです。そのときは、市町村のスポーツ担当課に電話して、県協会の連絡先を聞いてください。
Q3. 専用のコースがない地域でもできますか
できます。協会は「公園や河川敷、グラウンドなど、場所を選ばずプレーできる」と説明しています。50mほどの直線が取れる広場があれば8ホール置けます。狭い場所なら、短いホールだけで4ホールにしてもかまいません。
あわせて読みたい
この記事は、日本グラウンド・ゴルフ協会・各自治体・笹川スポーツ財団などの公開資料をもとに、ぐらごるナビ編集部がまとめました。出典のリンクは2026年9月26日に確認しています。施設の利用時間・料金・休みの日は変わることがあります。お出かけの前に、各施設の公式ページか自治体のページで確かめてください。
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