グラウンド・ゴルフの始め方は、順番が決まっています。「見る」「借りる」「買う」の順です。
最初にお金はかかりません。見学は0円でできます。用具をそろえるのは、1回打ってみた後で間に合います。
使う道具は4つだけです。クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマット。日本グラウンド・ゴルフ協会の「さぁ、はじめよう!グラウンド・ゴルフ」に、この4つが挙げられています。
結論|グラウンドゴルフの始め方は「見る・借りる・買う」の順です
先に用具を買わないでください。これが一番の失敗です。
クラブには長さと重さの違いがあります。自分に合う長さは、1回打ってみないと分かりません。
順番はこうです。
- 近くでできる場所をさがす(0円)
- 見学するか、体験会に行く(0円のことが多い)
- 用具を借りて1回打ってみる
- 合うクラブを選んで買う
- 続けたくなったら、クラブや協会に入る
この5つを順にやれば、迷うところはありません。次から1つずつ説明します。
グラウンドゴルフで使う道具は4つだけです
用具は4つです。多くありません。

クラブ
ボールを打つ棒です。握るところを「グリップ」、打つところを「ヘッド」といいます。
自分で買うのは、ふつうこのクラブだけです。あとの3つは、会場やクラブが用意していることが多いからです。
ボール
色のついた硬いボールです。協会のページには「カラフルで見つけやすく、芝や土の上でもまっすぐ転がりやすい」と書かれています。
自分のボールを持つと、人のボールと取り違えません。1個あれば足ります。
ホールポスト
ゴールにあたる輪です。この輪の中にボールを入れます。
個人で買うものではありません。会場に置いてあります。
スタートマット
1打目を打つマットです。これも会場にあります。
なお協会のルールの第5条には「クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットは定められたものを使用しなければならない」とあります。大会に出るなら、協会が認めた用具を選んでください。
言葉の意味はグラウンドゴルフの言葉の意味一覧にまとめています。
なぜ用具を先に買わない方がよいのか
理由は3つあります。
1つめ。クラブの長さが合わないと、構えが毎回くずれます。身長だけでは決まりません。前かがみの深さでも変わります。
2つめ。借りられる場所が多いからです。多くの会場やクラブで、用具の貸し出しがあります。
3つめ。続くかどうかが分かるからです。1回打ってから決めれば、無駄になりません。
借り方はグラウンドゴルフの用具レンタルで説明しています。
始めるまでの手順(5つ)

手順1 近くでできる場所をさがす
- お住まいの市区町村の公式ページで「グラウンド・ゴルフ」を検索します。
- 近くの公園や運動場で、使える場所があるか見ます。
- 協会の認定コースのページも見ます。地方ごとにコース一覧が出ています。
使える時間や料金は、施設ごとに違います。必ず施設の公式ページか、自治体の公式ページでお確かめください。
さがし方はグラウンドゴルフはどこでできるかにくわしく書いています。
手順2 見学するか、体験会に行く
- 見つけた場所に、活動している日を問い合わせます。
- 「見学したい」と伝えます。その場で打たなくて構いません。
- 体験会があれば申し込みます。
ここまでは0円でできます。見て決めて構いません。
申し込みの流れは体験会の申し込みの流れにまとめました。
手順3 用具を借りて1回打ってみる
- クラブとボールを借ります。
- 長さの違うクラブがあれば、2本とも持たせてもらいます。
- 短い距離を5回ほど打ちます。
- 構えたとき、背中が丸まりすぎない長さを選びます。
打ち方はグラウンド・ゴルフの打ち方|右手と左手の役割をご覧ください。
手順4 合うクラブを選んで買う
- 借りて良かった長さを覚えておきます。
- 協会が案内している用具の会社から選びます。
- 大会に出る予定があるなら、協会が認めた用具かを確かめます。
協会の「用具取扱い企業紹介」には「用具の購入については、以下の各認定企業へお問い合わせください」とあり、認定企業が一覧で出ています。2026年9月24日時点で、アシックスジャパン、アスプライヤー、アルカ、井上工業、ニチヨー、羽立工業、マルシン産業の7社が載っています。
選び方はグラウンドゴルフのクラブの選び方|長さ・重さ・認定マークと用具メーカー一覧をお読みください。
手順5 クラブや協会に入る
- 地元のクラブ(愛好会)に入るか、その場で聞きます。
- 協会に入りたいときは、お住まいの都道府県の協会に申し込みます。
協会の申し込みのページには「グラウンド・ゴルフ協会への入会申し込みは、各都道府県協会にて受け付けております」と書かれています。日本協会に直接ではありません。
大会に出たくなったときの進め方はグラウンドゴルフの大会に出る方法にあります。
費用の目安|最初にかかるお金
お金は4つに分かれます。用具代、会場代、会費、大会の参加費です。
下の表は目安です。金額は変わりますので、買う前に各社の公式ページでお確かめください。
| かかるもの | 金額の目安 | 出典・備考 |
|---|---|---|
| 見学 | 0円 | 打たずに見るだけなら費用はかかりません |
| 用具を借りる | 施設により違う | 無料の所も有料の所もあります。施設の公式ページでご確認ください |
| 入門用のクラブ1本 | 7,700円 | 羽立工業「両打者用入門クラブ(左右共通)」の表示価格(2026年9月24日時点) |
| クラブ・ボールなどの3点セット | 12,540円〜34,000円 | 羽立工業の公式ショップの表示価格(割引価格を含む・2026年9月24日時点) |
| 4点セット(クラブ・ボール・マーカー・バッグ) | 31,900円 | アスプライヤー公式ショップの表示価格(2026年9月24日時点) |
| ボール1個 | 1,650円〜1,870円 | アスプライヤー公式ショップの表示価格(2026年9月24日時点) |
| 会場代 | 施設により違う | 無料の公園から有料の専用コースまであります |
| 日本協会の普通会員 年会費 | 500円 | 協会「会員規程」第3条 |
用具代
クラブだけなら、羽立工業の公式ショップに7,700円の「両打者用入門クラブ(左右共通)」が載っています。同じページには49,500円のクラブもあります。値段の幅は広いです。
まとめて買うなら3点セットです。同じショップに12,540円から34,000円のセットが並んでいます。
アスプライヤーの公式ショップでは、4点セットが31,900円、ボールが1,650円から1,870円で載っています。
いずれも2026年9月24日時点の表示価格です。割引の価格も含みます。値段は変わります。
会場代
無料で使える公園もあります。有料の専用コースもあります。金額は施設ごとに違います。
ここは断定できません。使う予定の施設の公式ページか、自治体の公式ページでお確かめください。
会費
協会の「会員規程」第3条では、普通会員が「年間 500円」、正会員が「年間 20,000円」とされています。
地元のクラブ(愛好会)の会費は、これとは別です。クラブごとに違いますので、入る前にお聞きください。
会場代や参加費のより細かい例はグラウンドゴルフの費用相場|会場代・年会費・大会参加費にまとめています。
服装の決め方|決まりはありません
公式ルールに服装の決まりはありません。動きやすい普段着で構いません。
大事なのは靴です。かかとがしっかり包まれる運動靴を選んでください。芝の上を歩いて、立ち止まって打つからです。
サンダルと革靴は向きません。滑ります。
季節の目安はこうです。春と秋は長そで1枚に上着。夏は帽子と、汗を吸う生地。冬は薄い服を重ねます。
くわしくはグラウンドゴルフの服装と靴の選び方をご覧ください。
初めての日の持ち物
最初は3つで足ります。

基本の3つです。
- つばのある帽子。日ざしをさえぎります。
- 飲み物。こまめに飲みます。
- タオル。汗をふきます。
あると助かるものです。
- はおる上着(風が出たとき)
- ばんそうこう
- ビニール袋(ぬれた物を入れる)
- 小銭(会場代や自動販売機に)
クラブとボールは、借りられるなら持って行かなくて構いません。先に「借りられますか」と聞いておくと安心です。
当日の流れは初参加の一日の流れで追えます。
よくある失敗と直し方
始めるときにつまずきやすいのは、次の5つです。
失敗1 最初に一式を買ってしまう
合わない長さのクラブが残ります。直し方:まず借りて、1回打ってから買います。
失敗2 身長だけでクラブの長さを決める
構えの深さは人それぞれです。直し方:長さの違う2本を実際に持ち、背中が丸まりすぎない方を選びます。
失敗3 日本協会に直接入会を申し込む
窓口が違います。直し方:お住まいの都道府県の協会に申し込みます。協会のページにもそう書かれています。
失敗4 大会に出てから用具が使えないと分かる
ルール第5条で、用具は定められたものを使うことになっています。直し方:買う前に、協会の認定企業の品かを確かめます。
失敗5 サンダルや革靴で行く
芝の上で滑ります。直し方:かかとの包まれた運動靴にします。1足あれば十分です。
季節と体への注意
始める前に、体の準備をしてください。
厚生労働省のe-ヘルスネットには「毎回の運動前にも、体調確認を行う習慣をつけることが重要です」とあります。同じページには「ある程度の強度の運動を行う際には、ウォームアップ(準備運動)を必ず行うようにしましょう」とも書かれています。出典はこちらです。
終わった後も同じです。同ページでは、運動後に「5~10分ほどのクールダウン(整理運動)」を続けることがすすめられています。
暑い時期は水分です。日本スポーツ協会の「熱中症予防5ヶ条」には「0.1~0.2%程度の塩分も補給するとよいでしょう」「運動による体重減少が2%を超えないように補給します」と書かれています。
同じページには「暑いときに無理な運動をしても効果はあがりません」ともあります。無理はなさらないでください。
ご家族が調べている方へ
ご本人に渡すなら、この3つを先に調べておくと話が早く進みます。
- 近くの活動場所と曜日。市区町村の公式ページで調べられます。
- 用具を借りられるか。借りられれば、当日は手ぶらで行けます。
- 見学だけでよいか。多くの場合、見るだけでも受け入れてもらえます。
いきなり用具を買ってお渡しするのは、おすすめしません。長さが合わないことがあるためです。
場の作法はグラウンドゴルフのマナーと気づかいにまとめています。
まとめ|0円の見学から始められます
グラウンド・ゴルフの始め方は、「見る・借りる・買う」の順です。
使う道具は4つ。自分で買うのは、ふつうクラブとボールだけです。入門用のクラブは7,700円からあります(2026年9月24日時点の表示価格)。
服装に決まりはありません。靴だけ運動靴にしてください。持ち物は帽子・飲み物・タオルの3つで足ります。
まずは近くの活動場所を調べて、見学の日を決めるところからで大丈夫です。
あわせて読みたい
よくある質問
Q1 グラウンドゴルフを始めるのに、いくらかかりますか
見学は0円です。用具を借りられる会場なら、初回は手ぶらで行けます。
クラブを買う場合、入門用は7,700円から、3点セットは12,540円からの表示がありました(羽立工業の公式ショップ・2026年9月24日時点)。日本協会の普通会員の年会費は、会員規程で「年間 500円」とされています。
会場代は施設ごとに違います。使う施設の公式ページでお確かめください。
Q2 道具は全部そろえないといけませんか
いいえ。使う道具は4つですが、ホールポストとスタートマットは会場が用意します。
個人で買うのは、ふつうクラブとボールだけです。それも借りられるうちは買わなくて構いません。
Q3 どこに申し込めばよいですか
まずは地元のクラブ(愛好会)か、活動している施設に問い合わせます。
協会に入りたいときは、お住まいの都道府県の協会が窓口です。協会の申し込みページに「グラウンド・ゴルフ協会への入会申し込みは、各都道府県協会にて受け付けております」と書かれています。
この記事は「ぐらごるナビ編集部」が作成しました。当サイトは日本グラウンド・ゴルフ協会の公式サイトではありません。グラウンド・ゴルフを楽しむ方に向けた非公式の情報サイトです。ルール・用具・入会の最終的なご確認は、協会および各都道府県協会の公式情報でお願いします。記事中の価格は2026年9月24日時点で各社の公式ショップに表示されていたもので、変更される場合があります。