残りの距離は、自分の歩数で見積もります。目で見るだけでは、日によって答えが変わります。
覚えることは1つだけです。「10mは自分で何歩か」を、一度だけ測って書き留めます。
あとは歩いて数えるだけです。標準コースの距離は4つしかありません。50m・30m・25m・15mです。
結論|残りの距離は「自分の歩数」で見積もります
グラウンド・ゴルフでは、距離の表示が無い場所も多くあります。そのため、自分の体を物差しにします。
やることは次の2つです。
- 平らな場所で「10m=何歩か」を測って覚える
- コースでは、その歩数を使って残りを言い当てる
本やインターネットにある「平均の歩幅」は使いません。歩幅は人によって違います。自分で測った数だけを使ってください。

標準コースの4つの距離は公式ルールで決まっています
日本グラウンド・ゴルフ協会の公式ルールには、標準コースの決まりがあります。第16条に書かれています。
距離は50m・30m・25m・15mで、それぞれ2ホールずつです。合わせて8ホールになります(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフのルール」第16条 標準コース/2026年10月11日確認)。
つまり、覚える距離は4つだけです。ここが歩測の心強いところです。
ホール数や打数の数え方そのものは、グラウンドゴルフの基本ルール8つにまとめています。

グラウンドゴルフで歩測が役に立つ理由
理由は3つあります。
- 距離の表示が無いコースでも使えます
- 天気や光の加減に左右されません
- 道具がいりません。靴さえあれば足ります
遠くの的は、実際より近く見えることがあります。芝が短い日は、なおさらです。歩数なら、その日の見え方に関係なく同じ答えが出ます。
芝の長さや傾斜で転がりが変わる話は、傾斜と芝目の読み方をあわせてお読みください。
自分の歩幅を一度だけ覚える手順
はじめに一度やれば、しばらく使えます。5分で終わります。
- 平らな直線を探します。公園の通路や学校の外周が向いています
- メジャーで10mをとり、両端に印を付けます。木の枝や小石でよいです
- ふだんの速さで、印から印まで歩きます
- 歩数を数えます。半歩は切り上げて数えます
- 同じことを3回くり返します
- 3回の歩数がそろえば、それがあなたの基準です
- 「10m=○歩」と紙に書き、財布や道具袋に入れます
3回の歩数がそろわないときは、歩く速さが毎回違っています。もう一度、ゆっくり同じ調子で歩いてみてください。
メジャーが無いときの代わりの方法
コースの15mホールを物差しに使います。スタートマットからホールポストまで歩き、歩数を数えます。
その歩数が「15m=○歩」になります。10mに直さなくても使えます。
歩数で50m・30m・25m・15mを言い当てる練習
次の順でやります。1周まわるだけで終わります。
- コースに着いたら、15mのホールを歩いて歩数を数えます
- 25m・30m・50mのホールも、同じように数えます
- 4つの歩数を記録表に書き込みます
- 次からは、歩く前に歩数を言ってみます
- そのあと実際に歩いて、合っているか確かめます
3回ほど通すと、見ただけで近い数が出るようになります。
練習の前には、軽い準備運動をしてください。暑い日や寒い日は、水分を取り、無理をせず休みをはさみます。やり方は肩・腰・手首の準備運動にまとめています。
歩数の記録表の作り方と持ち歩き方
紙1枚で足ります。名刺くらいの大きさが使いやすいです。
次の表を書き写して、空いた欄を自分で埋めてください。距離の欄は公式ルールの第16条に合わせています。
| ホールの距離 | 自分の歩数 | 振り幅のことば(自分用) |
|---|---|---|
| 15m | 歩 | 例:ひざの高さまで |
| 25m | 歩 | 例:ももの高さまで |
| 30m | 歩 | 例:腰の高さまで |
| 50m | 歩 | 例:おへその高さまで |
右の欄は、自分に分かる言い方で書きます。数字でなくてかまいません。あとで読み返すのは自分だけです。
表はビニールの袋に入れると、雨の日もいためません。
スタートマットからの見え方は距離で変わります
歩数と合わせて、見え方も覚えておくと早く判断できます。
- 15mくらい:ホールポストの輪がはっきり見えます。輪の形まで分かります
- 30m〜50m:輪が細い線に見えます。旗や支柱のほうが目立ちます
ただし、見え方は天気と光で変わります。くもりの日は遠く見え、晴れた日は近く見えることがあります。
迷ったときは歩数で確かめます。見え方はあくまで補助です。
よくある失敗と直し方
失敗1 急いで歩いて歩幅が伸びる
気持ちが急くと歩幅が広がります。すると歩数が減り、距離を短く見積もります。
直し方は、心の中で「いち、に」と数えながら、ふだんの速さで歩くことです。
失敗2 行きと帰りで歩数がちがう
上りは歩幅が狭くなります。下りは広がります。同じ道でも数が変わります。
基準は必ず平らな場所で作ります。坂では「上りは少し多め」「下りは少し少なめ」と覚えておけば足ります。
失敗3 人が打つ間に歩いてしまう
他の方が打つときは、静かに待ちます。これは公式ルールのエチケットにあたります。
歩測は、自分の番が来る前に、コースの外側を通って行います。順番や待ち方はグラウンドゴルフのマナーと気づかいをご覧ください。
失敗4 距離は分かったのに力加減が同じ
これが一番多い失敗です。歩数が分かっても、振り幅が同じでは寄りません。
記録表の右の欄を使って、距離ごとに振り幅を決めます。まっすぐ出す打ち方はまっすぐ打つコツにまとめています。
失敗5 何度も歩いて疲れてしまう
最初の1周で表を埋めれば十分です。あとは思い出すだけです。
暑い日は日陰で休み、水分を取ってください。無理に歩き回る必要はありません。

距離が分かったら、つぎは力加減です
残りの距離が分かっても、それだけでは寄りません。距離に合わせて振り幅を変えます。
短いホールは小さく、長いホールは大きく振ります。手の力で強くするのではありません。振り幅で決めます。
自宅や公園でできる練習は、自宅と公園でできる練習方法にまとめています。打数の目安を知りたい方は平均スコアの目安もどうぞ。
公式の距離とルールを自分で確かめる方法
距離やルールの数字は、協会の公式ページで確かめられます。入口は次の3つで足ります。
- グラウンド・ゴルフのルール(日本グラウンド・ゴルフ協会) 第16条に標準コースの距離があります
- よくある質問(日本グラウンド・ゴルフ協会) ルールと用具の質問がまとまっています
- 認定コース(日本グラウンド・ゴルフ協会) ブロックごとにコースを探せます
深いページのURLは、サイトの作りかえで変わることがあります。上の入口から入るほうが確実です。
探し方の手順は公式情報の調べ方にまとめています。大会での決まりは主催者の案内が先です。大会の出方もあわせてご覧ください。
コースの距離を自分で作る側になる場合は、コースの作り方でメジャーの使い方を説明しています。
まとめ
- 残りの距離は、自分の歩数で見積もります
- 覚えるのは「10m=何歩か」の1つだけです。必ず自分で測ります
- 標準コースの距離は50m・30m・25m・15mが各2ホールで、合計8ホールです(公式ルール第16条)
- 歩数は名刺大の紙に書いて持ち歩きます
- 歩測は自分の番の前に、コースの外側で行います
- 距離が分かったら、振り幅を距離ごとに決めます
よくある質問
Q1 プレー中に歩測をしてもよいのでしょうか
進行を遅らせないことが第一です。自分の番が来る前に、コースの外側で数えてください。
大会では主催者ごとの決まりがあります。協会の公式ルールと、主催者の案内で確かめてください。
Q2 メジャーで測ってはいけないのでしょうか
コースを作るときは、メジャーで正しく測ります。そこは歩測ではありません。
プレー中は時間がかかるため、歩測が手軽です。大会では主催者の案内に従ってください。
Q3 歩幅は測り直したほうがよいのでしょうか
靴を替えたときや、体の調子が変わったときは数が動くことがあります。
シーズンの初めに一度確かめると安心です。年に1回で十分です。
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ぐらごるナビは、グラウンド・ゴルフの情報をまとめた非公式のサイトです。日本グラウンド・ゴルフ協会および各都道府県協会の公式サイトではありません。ルールと大会の決まりは、必ず協会の公式ページと主催者の案内でお確かめください。
記事作成:ぐらごるナビ編集部/出典の確認日:2026年10月11日