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暑い季節のグラウンドゴルフ|水分の取り方・休憩の間隔・帽子と日かげ

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暑い季節のグラウンドゴルフ|水分の取り方・休憩の間隔・帽子と日かげ

暑い日にプレーするかどうかは、気温ではなく「暑さ指数」で決めます。

暑さ指数が31以上の日は、運動を原則中止します。

決め方と水分の取り方、休憩の間隔を順番に説明します。

結論|暑い日に決めることは3つだけです

暑い季節のグラウンド・ゴルフは、次の3つを決めれば足ります。

  1. やるか、やめるか。暑さ指数31以上なら、原則中止にします。
  2. いつ休むか。暑さ指数28以上なら、10〜20分おきに休みます。
  3. 何を飲むか。のどが渇く前に飲みます。汗を多くかいた日は塩分も取ります。

この3つは、公の機関が出している目安にもとづいています。

出典は環境省 熱中症予防情報サイト「暑さ指数(WBGT)とは?」です。

帽子と日かげの作り方は、この記事の後半で説明します。

なぜ気温ではなく「暑さ指数」で決めるのですか

気温だけでは、体に来る暑さが分からないからです。

暑さ指数(あつさしすう)とは、暑さの強さを1つの数字で表したものです。

気温のほかに、湿度と、日なたの地面や照り返しの熱を合わせて計算します。

英語の頭文字でWBGTとも書きます。環境省のサイトではこの名前で出ています。

同じ気温30度でも、湿度が高い日のほうが数字は大きくなります。

グラウンド・ゴルフは、芝や土の上で日かげが少ない場所が多い競技です。

照り返しが入る暑さ指数のほうが、実際の場に合います。

自分の地域の数字を調べる方法

環境省のサイトで、全国の数字を無料で見られます。

  1. 環境省 熱中症予防情報サイトを開きます。
  2. 都道府県を選びます。次に近い地点を選びます。
  3. 今の数字と、きょう・あすの予測の数字を見ます。

前日の夜に予測を見ておくと、朝に迷いません。

暑さ指数が33に達すると見込まれる日は、熱中症警戒アラートが発表されます(出典:環境省「熱中症警戒情報とは」)。

アラートが出た日は、予定を動かすことを先に考えてください。

暑さ指数の目安|何度で休み、何度でやめますか

運動のときの目安は、5つに分かれています。

この目安は、(公財)日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2019)によるものです。

環境省のサイトに、次の形で載っています。

暑さ指数と運動の目安(環境省「暑さ指数(WBGT)とは?」の運動に関する指針より)
暑さ指数 区分 グラウンド・ゴルフでどうするか
31以上 運動は原則中止 プレーをしません。日を変えます
28以上31未満 厳重警戒 10〜20分おきに休憩と水分・塩分
25以上28未満 警戒 30分おきくらいに休憩と水分
21以上25未満 注意 こまめに水分を取ります
21未満 ほぼ安全 適宜、水分を取ります

31以上の欄には「特別の場合以外は運動を中止する」と書かれています。

28以上31未満の欄には「10〜20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う」とあります。

25以上28未満の欄には「30分おきくらいに休憩をとる」とあります。

いずれも環境省「暑さ指数(WBGT)とは?」からの引用です。

暑さ指数の3つの目安。31以上は中止、28以上は10から20分おきに休憩、25以上は30分おきに休憩を信号の色で示した図。
図1|暑さ指数で「やめる・休む」を先に決めます。

水分の取り方|いつ・どれだけ飲みますか

飲む手順は5つです。この順番で決めておくと、飲み忘れが減ります。

  1. 家を出る前に飲みます。コップ1杯を目安にします。
  2. のどが渇く前に飲みます。渇いてからでは遅いとされています。
  3. 休憩のたびに飲みます。休憩と水分を1組にして覚えます。
  4. 汗を多くかいた日は塩分も取ります。塩分が入った飲み物にします。
  5. 終わってからも飲みます。帰り道の分も持っておきます。

環境省は「のどが渇く前に水分補給」と案内しています。

1日あたりの目安は1.2リットルとされています。

「大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに」とも書かれています(出典:環境省 ecojin「熱中症警戒アラートやエアコンを利用し、この夏も万全の熱中症対策を!」)。

60代・70代以上の方に、とくに伝えたいこと

年を重ねると、のどの渇きを感じにくくなります。

環境省は、高齢の方は「もともと体内の水分量が少ない」ため汗をかきにくく、「暑さには鈍感」になる傾向があると書いています(出典:環境省 ecojin)。

だから、渇いたかどうかで決めないほうが確かです。

時間と回数で決めます。「休憩のたびに1口」と決めておきます。

水分を取る4つのタイミング。出発前、休憩のたび、汗の多い日は塩分、終わってからを順に示した図。
図2|「渇いたら」ではなく「決めた時」に飲みます。

休憩の間隔|8ホールのどこで休みますか

標準のコースは8ホールです。

公式ルールの第16条に「標準コースは、50m、30m、25m、15m 各2ホールの合計8ホールで構成する」とあります(出典:日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフのルール」第16条)。

ただし、1ホールにかかる時間はコースと組の人数で変わります。

そこで、時計で測ってから区切りを決めます。手順は4つです。

  1. その日の暑さ指数を見ます。休む間隔が決まります。
  2. 最初の1ホールにかかった時間を、時計で測ります。
  3. 決めた間隔に収まるホール数を数えます。そこを休憩の区切りにします。
  4. 組の中で、声をかける人を1人決めます。その方が区切りで声をかけます。

たとえば1ホールが6分で、暑さ指数が29の日とします。

10〜20分おきに休むので、2ホールごとが区切りになります。

区切りでは、日かげに入って座り、水分を取ります。

休む場所を先に決めておくと、区切りで迷いません。

時間帯をずらすほうが先です

休憩を増やすより、暑い時間を避けるほうが確かです。

暑さ指数は、昼過ぎに高くなりやすい数字です。前日の予測で時間ごとの変わり方を見られます。

朝の早い時間か、夕方に動かせないか、まず考えてください。

場所によっては、朝の時間に使えるところもあります。

探し方はグラウンド・ゴルフができる場所の探し方にまとめています。

使える時間や料金は場所ごとに違います。公式のページでお確かめください。

帽子の選び方と日かげの作り方

コースに日かげが少ないときは、自分で作ります。

帽子は「つばが広い」「風が通る」で選びます

見るところは4つです。

  1. つばの広さ。首の後ろまで日が当たらない広さにします。
  2. 風の通り。目のあらい生地や、横に穴があるものにします。
  3. あごひも。風で飛ばないように付いているものが楽です。
  4. 洗えるか。汗をかくので、家で洗えるものにします。

構えたときに、つばが視界をふさがないかも確かめてください。

服と靴の選び方はグラウンド・ゴルフの服装と靴の選び方にまとめています。

日かげを作る4つの方法

休む場所を1か所作っておきます。方法は4つです。

  1. 木かげを使います。いちばん手がかかりません。木の下にいすを置きます。
  2. 日よけのテントを立てます。団体なら1張りあると集まれます。風で飛ばないよう重しを置きます。
  3. 大きめの傘を使います。1人なら、日ざしをよける傘で足ります。
  4. 建物のかげを使います。時間でかげの向きが変わるので、動かせる前提にします。

いすを置くことが大事です。立ったままでは、休んだことになりません。

飲み物も、その場所にまとめて置きます。取りに戻る手間がなくなります。

日かげの作り方。木かげ、日よけのテント、大きめの傘、建物のかげの4つにいすと飲み物を置いた図。
図3|日かげに、いすと飲み物をまとめて置きます。

具合が悪いと感じたときは

いつもと違うと感じたら、その場でプレーをやめます。

涼しい日かげに移り、座って休みます。

そして、同じ組の方に必ず伝えます。1人で我慢しないでください。

心配なときは、医療機関にご相談ください。

暑い日のグラウンドゴルフでよくある失敗と直し方

つまずきやすいところは5つです。

  1. 気温だけ見て決めてしまう。湿度が高い日は数字が上がります。暑さ指数で見ます。
  2. 「渇いていないから大丈夫」と飲まない。渇きは目安になりません。時間で飲みます。
  3. 水だけを飲み続ける。汗を多くかいた日は、塩分が入った飲み物も混ぜます。
  4. 休憩で立ち話をする。いすに座ります。座らないと休めません。
  5. 1ラウンド終わるまで休まない。区切りを決めて、途中で止まります。

5つのうち、効くのは2番と5番です。まずこの2つを直してください。

主催する側が決めておく5つのこと

大会や練習会を開く立場のときは、先に決めておくことがあります。

  1. 中止の決め方。「暑さ指数31以上なら中止」のように、数字で決めます。
  2. 決める時刻と伝え方。「当日の朝7時に決めて、電話で回す」のように決めます。
  3. 休憩の区切り。何ホールごとに休むかを、始める前に伝えます。
  4. 日かげと水の置き場所。1か所にまとめ、全員に場所を伝えます。
  5. 見守る人。プレーに入らない方を1人置き、様子を見てもらいます。

数字で決めておくと、当日に迷いません。言い出しにくさもなくなります。

大会ごとの決まりは要項に書かれます。出る大会の要項をお確かめください。

大会の申し込みはグラウンド・ゴルフの大会に出る方法にまとめています。

まとめ

やるかどうかは、暑さ指数で決めます。31以上は原則中止です。

28以上なら10〜20分おき、25以上なら30分おきくらいに休みます。

水分は、のどが渇く前に取ります。休憩と水分を1組にします。

汗を多くかいた日は、塩分が入った飲み物も取ります。

帽子はつばが広く風が通るものにし、日かげにいすを置きます。

前日に数字を見て、時間帯をずらす。これがいちばん効きます。

始める前の準備運動は、暑い日もいつもどおり行ってください。やり方はグラウンド・ゴルフの準備運動(肩・腰・手首)にまとめています。

よくある質問

暑さ指数がいくつなら中止にすればよいですか

31以上が目安です。運動に関する指針では、31以上は「運動は原則中止」とされています。28以上31未満は「厳重警戒」で、激しい運動を避け、10〜20分おきに休憩と水分・塩分を取る区分です。出典は環境省「暑さ指数(WBGT)とは?」です。

水だけでもよいですか

汗が少ない日は水やお茶で足ります。汗を多くかいた日は、塩分が入った飲み物も取ってください。環境省は「大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに」と案内しています。量の目安は1日あたり1.2リットルとされています。

雨上がりの蒸し暑い日は、どう考えればよいですか

暑さ指数で見てください。暑さ指数は湿度も計算に入れます。雨上がりは気温が低めでも、数字が高く出ることがあります。足元のすべりやすさは別の注意点です。雨の日と雨上がりのグラウンド・ゴルフをあわせてご覧ください。

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