グラウンド・ゴルフに、楽しめる年齢の上限はありません。
体力に不安がある日は、8ホールだけ回って終わりにするのがおすすめです。8ホールは、公式の決まりでも一区切りとされている長さです。
この記事では、無理をしない回り方、休憩の取り方、短い距離での楽しみ方をまとめます。

結論:年齢に上限はなく、8ホールで区切れば続けられます
日本グラウンド・ゴルフ協会の グラウンド・ゴルフの理念 のページには、こう書かれています。
年齢、性別、障害の有無に関わらず、すべての人が、いつでも、どこでも、だれでも楽しみながら、しかも生涯を通じて行うことのできるスポーツなのです。
「何歳まで」という上限を定めた決まりは、協会の公開ページには見当たりません(2026年10月時点)。
ですので、考え方を変えてみてください。何歳まで続けられるかではなく、その日の体に合わせて長さを決める。これが長く楽しむコツです。
理由:グラウンド・ゴルフは「8ホール」が一区切りです
グラウンド・ゴルフは、長さを自分で決められる競技です。
協会の グラウンド・ゴルフのルール をご覧ください。標準コースは合計8ホールと決められています。距離は50m・30m・25m・15mが各2ホールです。
認定コース規程 の第2条も見てください。「8ホールを単位(8ホール×〇コース)とすること」と書かれています。
つまり8ホールは、協会の決まりのうえでも一区切りです。8ホールで切り上げることは、途中で投げ出すことではありません。
「8ホール×〇コース」という決まりですから、2コースなら16ホールです。その半分で終えても、ひととおり遊んだことになります。
距離ごとの歩く量をつかんでおきます
8ホールの中身は、次のようになっています。
| ホールの距離 | ホール数 | 無理をしない工夫 |
|---|---|---|
| 15m | 2 | 歩く距離がいちばん短いホールです。ここで息を整えます |
| 25m | 2 | 急いで歩かず、ボールのそばまでゆっくり進みます |
| 30m | 2 | 打ったあと、いったん立ち止まってから歩き出します |
| 50m | 2 | いちばん歩きます。ここで水を飲むと決めておきます |
| 合計 | 8ホール(1コース) | 回り終えたら必ず座って休みます |
距離は協会のルールのページの数字です。認定コース規程では、同じ距離のホールが続かないように作ることも定められています。長い距離と短い距離が交互に来るので、歩く量に波があります。
ホールまでの距離の見当のつけ方は、距離の測り方の記事 でも説明しています。
手順:体力に不安がある日の回り方
次の順に進めてください。
- 家を出る前に、今日は8ホールだけと決めます。先に決めておくと、周りにも言いやすくなります。
- 準備運動をします。腰と手首をゆっくり回します。やり方は 準備運動の記事 にまとめています。
- 水筒と帽子、座れるものを持ちます。折りたたみのいすがあると、待っている間に座れます。
- 一緒に回る方に、ひと言伝えます。「今日は8ホールで上がります」と最初に言っておきます。
- 50mのホールが終わったら、水を飲みます。のどが渇く前に飲みます。
- 8ホール終わったら座って休みます。5分ほど休んで、体の具合をたしかめます。
- 続けるかどうかを、そこで決めます。少しでもつらければ、そこで終わりにします。
はじめて参加する日の一日の流れは、初参加の日の流れの記事 でご確認いただけます。

休憩の取り方のコツ
休憩は「疲れたら取るもの」ではありません。疲れる前に、決めた場所で取るものです。
おすすめは、次の3つの決め方です。
- ホールの数で決める……4ホールごとに一息、8ホールで座って休みます
- 場所で決める……日かげのある場所を通るたびに立ち止まります
- 人に合わせない……組の方が歩き出しても、自分の間合いで歩きます
グラウンド・ゴルフは、自分の番が来るまで待つ時間があります。その待ち時間に座るだけでも、ずいぶん楽になります。
組の中での気づかいについては、マナーと気づかいの記事 もあわせてご覧ください。
体の具合で心配なことがあるとき
いつも診てもらっている先生に、ひと言たずねてから参加されると安心です。どのくらい歩いてよいかを聞いておきます。8ホールにするか4ホールにするかの目安になります。
短い距離だけで楽しむ方法
歩く距離を減らしたいときは、短いホールだけで回る形があります。
協会の グラウンド・ゴルフとは? のページをご覧ください。「場所によって距離やホールポストの数を自由に設定でき」ると説明されています。
ですので、仲間うちや練習のときは、次のような回り方ができます。
- 15mと25mのホールだけを4つつなげて回る
- 8ホールのうち、50mの2ホールを飛ばして6ホールで回る
- ホールポストを1本だけ立てて、同じところへ何度も打つ
ただし、協会の認定を受けたコースや大会では、8ホール単位という決まりがあります。短くして回れるのは、練習や仲間うちで遊ぶときだけです。
自宅や公園での練習のやり方は、自宅と公園でできる練習方法 にまとめています。

クラブの重さも体の負担にかかわります
長くて重いクラブは、振るときに力が要ります。長さと重さの選び方は クラブの選び方の記事 でご確認ください。
ご家族が調べて渡すときに伝えたいこと
ご家族の方がこの記事をお渡しになるときは、次の3つも一緒に伝えてください。ご本人が参加しやすくなります。
- 8ホールで上がってよいこと。全部回らなくても参加になること
- 水筒と帽子、座れるものを持っていくこと
- つらいと思ったら、その場で言ってよいこと
協会は会員の年齢別の構成も公開しています。会員年齢別構成グラフ のページでご覧になれます(2026年3月31日現在)。幅広い年代の方が登録されています。
暑い日と寒い日の注意
暑い時期は、回るホールの数をさらに減らしてください。
目安になるのが「暑さ指数」です。暑さの強さを数字にしたものです。環境省熱中症予防情報サイト で、その日の値を見られます。
同じサイトでは、31以上を「運動は原則中止」としています。28以上31未満は「激しい運動は中止」です。出かける前に、必ず確かめてください。
くわしい備えは 暑い季節の水分と休憩の記事 をご覧ください。
寒い日は、準備運動を長めにします。体が温まる前に強く振ると、腰や手首に力がかかります。上着は1枚多めに持ち、休憩のときに羽織ってください。
よくある失敗と直し方
失敗1:まわりに合わせて16ホール回ってしまう
最初に「今日は8ホールで」と伝えていないと、言い出せなくなります。直し方は、スタートの前に伝えておくことです。回り始めてからでは言いにくくなります。
失敗2:のどが渇いてから水を飲む
渇いたと感じたときには、もう足りていません。50mのホールが終わったら飲むと、場所で決めておきます。
失敗3:準備運動をとばす
待ち合わせに遅れると、つい省きがちです。家を出る前に腰と手首を回しておくと、現地では短くて済みます。
失敗4:いすを持っていかない
コースにベンチが無い場所もあります。折りたためるいすを1つ持つだけで、休める回数が増えます。
失敗5:全部回れないなら行かない、と考える
8ホールは公式の一区切りです。8ホールで上がる前提で参加すると決めてしまえば、出かけるのが気楽になります。
まとめ:長さを決めるのは、年齢ではなくその日の体です
覚えていただきたいのは、次の3つだけです。
- 年齢の上限を定めた決まりは、協会の公開ページには無い
- 8ホールは協会の決まりのうえでも一区切り。そこで上がってよい
- 休憩は、ホールの数と場所で先に決めておく
準備運動をして、水を持って、休みながら回る。この3つを守れば、その日の体に合わせて長さを選べます。
ルールそのものをおさらいしたいときは、グラウンド・ゴルフの基本ルール からお読みください。
よくある質問
80歳を過ぎていますが、大会に出られますか
年齢の上限を定めた決まりは、協会の公開ページには見当たりません。ただし大会ごとに参加資格が決められていることがあります。協会の 今年度の大会 のページをご覧ください。お住まいの都道府県の協会にも、申し込みの前にお尋ねください。
8ホールで上がると、周りに迷惑ではありませんか
先に伝えておけば、組の方も打順を組み直せます。グラウンド・ゴルフは組ごとに回る競技です。くわしくは 人数と組分けの記事 をご覧ください。
杖を使っていますが、参加できますか
協会の理念には「年齢、性別、障害の有無に関わらず」と書かれています。
実際に回れるかどうかは、その場所の地面の様子によります。足もとが平らかどうかを、先に確かめておいてください。施設の公式ページか役所のページを見るか、主催の方にお尋ねになるのが確実です。
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当サイト「ぐらごるナビ」は、日本グラウンド・ゴルフ協会の公式サイトではありません。グラウンド・ゴルフを楽しむ方に向けた非公式の情報サイトです。本記事は体の具合についての助言をするものではありません。内容は2026年10月時点の公開情報にもとづきます。最新の決まりや大会の参加資格は、必ず協会の公式サイトでお確かめください。(ぐらごるナビ編集部)