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グラウンドゴルフとゲートボールの違い|道具・人数・勝ち方を比べる

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グラウンドゴルフとゲートボールの違い|道具・人数・勝ち方を比べる

グラウンド・ゴルフとゲートボールは、名前も見た目も似ています。けれども、中身はかなり違います。

いちばんの違いは勝ち方です。グラウンド・ゴルフは打った数が少ない人が勝ちます。ゲートボールは5人1組で点数を多く取ったチームが勝ちます。

この記事では、道具・人数・勝ち方・体の使い方を並べて比べます。数字はすべて、公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会と公益財団法人日本ゲートボール連合などの公開資料をもとにしています。

グラウンドゴルフとゲートボールの違いを左右に並べた図。左は1人ずつ打って打数を数える、右は5人1組で点数を取る。
ひとりで打数を減らすのがグラウンド・ゴルフ、チームで点を取るのがゲートボールです

結論|グラウンドゴルフは「打数を減らす」、ゲートボールは「点を取る」

先に答えを書きます。判断に迷ったら、ここだけ読めば足ります。

  • グラウンド・ゴルフ…1人ずつ打ちます。ホールポストに入るまでの打数を数えます。打数が少ない人が上位です。
  • ゲートボール…5人対5人で戦います。ゲートを通したり、ゴールポールに当てたりして点を取ります。30分後に点数の多いチームが勝ちです。

つまり、グラウンド・ゴルフは自分との勝負に近い競技です。ゲートボールは仲間と作戦を立てる競技です。

グラウンド・ゴルフの「ゲームは、所定のボールをきめられた打順にしたがってスタートマットから打ち始め、ホールポスト内に静止した状態『トマリ』までの打数を数えるものである」という決まりは、日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフのルール」に書かれています。

一覧表|道具・人数・勝ち方・時間をまとめて比べる

ちがいを1つの表にまとめました。見出しだけ追えば、全体がつかめます。

比べるところ グラウンド・ゴルフ ゲートボール
始まり 1982年(昭和57年)鳥取県東伯郡泊村 1947年(昭和22年)北海道芽室町
人数 人数に制限はありません 5人対5人のチーム戦です
おもな道具 クラブ・ボール・ホールポスト・スタートマット スティック・ボール・ゲート3つ・ゴールポール
ボール 直径6cm・重さ75g〜95g 直径7.5cm・重さ230g
場所の広さ 50m・30m・25m・15mを各2ホール、計8ホール 20m×15mのコート
勝ち方 打数が少ないほうが上位です 点数が多いチームが勝ちです
時間 8ホールを回り終えると1ラウンドです 1試合30分です
審判 プレーヤー自身が行います 審判がついて進めます

出典は、日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフについて」、同「グラウンド・ゴルフのルール」、日本ゲートボール連合「ゲートボールの用具紹介」、北海道芽室町「『ゲートボール』発祥の地 芽室町」です。

道具の違い|クラブとスティック、ボールの重さも違う

手に持つ道具の名前がまず違います。グラウンド・ゴルフでは「クラブ」と呼びます。ゲートボールでは「スティック」と呼びます。

グラウンド・ゴルフの道具

使う道具は4つです。クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットです。協会のルールでは、この4つは定められたものを使うと決まっています。

クラブの全長は50cm以上100cm以下です。ボールは直径6cm、重さは75g以上95g以下です。いずれも日本グラウンド・ゴルフ協会のルール第5条にもとづく用具標準規則の数字です。

ホールポストの中心には、直径4cm(±5mm)の金属製の鈴が付いています。ここにボールが止まることを「トマリ」といいます。

ゲートボールの道具

スティックのシャフトは50cm以上です。ヘッドの長さは18cm〜24cmです。

ボールは直径7.5cm、重さは230gです。グラウンド・ゴルフのボールと比べると、2倍から3倍ほど重い計算になります。

コートには、幅22cm・高さ19cmのゲートを3か所置きます。中央には、地上に20cm出たゴールポールを立てます。これらは日本ゲートボール連合「ゲートボールの用具紹介」の数字です。

道具の比較図。左にグラウンド・ゴルフのクラブ・ボール6cm・ホールポスト・スタートマット、右にゲートボールのスティック・ボール7.5cm・ゲート・ゴールポール。
ボールの大きさと重さが違うので、打ったときの手ごたえも変わります

人数と進め方の違い|自分のペースか、チームの打順か

ここが、続けやすさを大きく分けるところです。

グラウンド・ゴルフは、プレーヤーの数に制限がありません。1人でも、大人数でもできます。協会も「プレーヤーの数に制限がない」と説明しています。

ゲートボールは5人対5人です。紅白あわせて10球を使います。紅は1・3・5・7・9の奇数番号、白は2・4・6・8・10の偶数番号です。

ゲートボールでは、1番から順に1回ずつ打ちます。自分の番が来るまでは待ちます。チームで相談しながら進めます。

そのため、仲間と集まる日を決めやすい方はゲートボール向きです。都合の合う日に1人でも練習したい方はグラウンド・ゴルフ向きです。

勝ち方の違い|引き算のグラウンド・ゴルフ、足し算のゲートボール

数え方の向きが正反対です。ここを取り違えると話がかみ合いません。

グラウンド・ゴルフは打数を引く

スタートマットから打ち始め、トマリまでの打数を数えます。8ホール分を合計します。合計が小さい人が上位です。

1打目でトマリになったときは「ホールインワン」です。このときは、実打数から1回につき3打を差し引きます。これが大きな見せ場になります。

打球練習や、ボールを紛失したときなどは1打が加わります。くわしくはグラウンド・ゴルフの基本ルールの記事もあわせてご覧ください。

ゲートボールは点を足す

ゲートを1つ通ると1点です。最後にゴールポールに当てる「あがり」は2点です。

1人が取れる点は最大5点です。5人そろうとチームの最高点は25点になります。30分たった時点で、点数の多いチームの勝ちです。

勝ち方の違いの図。左はグラウンド・ゴルフで打数を合計しホールインワンで3打引く。右はゲートボールでゲート1点・あがり2点を足して最大25点。
片方は数を減らす競技、もう片方は数を増やす競技です

体の使い方と場所の違い|歩く距離とコートの広さ

体への負担の感じ方は、人によって違います。ここでは決まっている数字だけを並べます。

グラウンド・ゴルフの標準コースは、50m・30m・25m・15mを各2ホール、合計8ホールです。ホールの距離を足すと240mになります。実際に歩く道のりは、これより長くなります。

ゲートボールは20m×15mのコートの中で行います。歩く範囲はコートの中におさまります。試合時間は30分と決まっています。

つまり、外を歩く時間を楽しみたい方にはグラウンド・ゴルフが向きます。歩く距離を短くしたい方にはゲートボールが向きます。

どちらを選ぶ場合も、始める前に準備運動をしてください。水分はこまめに取ってください。痛みや息苦しさを感じたら、その場で休んでください。暑い日や寒い日の注意は、無理をしないことが第一です。

どちらを始めるか決める5つの手順

迷ったときは、次の順番で考えると決めやすくなります。

  1. 一緒にやる人がいるか確かめます。5人集まらない、日程が合わないという場合は、人数制限のないグラウンド・ゴルフが始めやすいです。
  2. 近くでできる場所を探します。お住まいの市区町村の公式ページで、スポーツ施設や生涯スポーツの案内を見てください。探し方はグラウンドゴルフはどこでできる?の記事にまとめています。
  3. 見学に行きます。1回見るだけで、雰囲気と体の使い方が分かります。道具を貸してもらえる会もあります。
  4. 歩く量で選びます。外を歩きたいならグラウンド・ゴルフ、限られた広さで落ち着いてやりたいならゲートボールです。
  5. 道具は後から買います。最初から一式そろえる必要はありません。続けられると分かってから、協会の認定品を選べば十分です。

グラウンド・ゴルフの用具は、日本グラウンド・ゴルフ協会の用具メーカー一覧から探せます。公式サイトのほか、Amazonや楽天などの大手通販でも認定品が扱われています。急いで買う必要はありません。

よくある思い違いと、その直し方

思い違い1|「どちらも似たようなもの」と思っている

勝ち方が正反対です。打数を減らす競技と、点を足す競技です。まずこの1点を押さえてください。

思い違い2|ゲートボールのつもりで道具を買ってしまう

スティックとクラブは別物です。ボールの大きさも重さも違います。買う前に、どちらの競技かを必ず確かめてください。

思い違い3|グラウンド・ゴルフにも審判がいると思っている

グラウンド・ゴルフは、ゲーム中の審判をプレーヤー自身が行います。判定が難しいときは、同伴プレーヤーに同意を求めます。協会もそう説明しています。

思い違い4|ホールインワンで「1打」と数えてしまう

1打目でトマリになったときは、実打数から3打を引きます。引き忘れると順位が変わってしまいます。

思い違い5|広い場所がないとできないと思っている

グラウンド・ゴルフは、距離やホールポストの数を自由に決められます。運動場、河川敷、公園、庭などでもコースを作れます。まずは短い距離から始めてください。

まとめ|選び方はシンプルです

グラウンド・ゴルフは、1人でも始められます。打数を減らしていく楽しさがあります。歩く距離は長めです。

ゲートボールは、5人1組のチーム戦です。点を取る作戦の面白さがあります。20m×15mのコートで、30分で終わります。

どちらが上ということはありません。人数・場所・歩く量の3つで選んでください。まずは見学から始めるのが安全です。

よくある質問

Q1. グラウンド・ゴルフとゲートボール、どちらが先にできた競技ですか。

ゲートボールのほうが先です。ゲートボールは1947年(昭和22年)に北海道芽室町で考案されました。グラウンド・ゴルフは1982年(昭和57年)に鳥取県東伯郡泊村で考案されました。くわしくはグラウンドゴルフとは?発祥の歴史の記事をご覧ください。

Q2. 道具は共通で使えますか。

使えません。グラウンド・ゴルフはクラブとボール、ゲートボールはスティックとボールで、規格が別に決められています。ボールも直径6cmと7.5cmで違います。

Q3. グラウンド・ゴルフは何人からできますか。

人数の制限はありません。協会も「プレーヤーの数に制限がない」と説明しています。1人で練習することもできます。いっぽうゲートボールは5人対5人で行います。

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